みなさん、こんにちはキャリアフラップでコーチ役を務めます阿世知(あせち)と申します。
今日は、自分の経験も含めて、自己啓発について書いてみたいと思います。「自己啓発」と聞くと
「どうせ意識高い系の人たちがやるものでしょ?」とか
「自分には関係ない」
とシャットアウトしてしまう人もいるかもしれませんが、せっかくですので一緒に考えてみませんか。
自己啓発をするということは程度の違いこそあれ、何らかの成長を期待しての行動だと考えられます。言うなればスキルアップと同じ意味でとらえられます。自己啓発というと少し敷居が高くなってしまう人はスキルアップと読み替えて考えてみてください。
スキルアップという言葉は自己啓発と比べると肯定的なイメージがあるのではないでしょうか。スキルアップという観点では色々な方法があります。日々の業務の見直し、先輩の行動から学ぶ、研修を受ける、独学で勉強するなど。しかし、自己啓発となるとなぜか「プラスアルファの勉強をしなければ」と思ってしまいがちです。日常に成長の種は転がっているにも関わらず欲張ってしまうのです。
そして自己啓発をしようと思って取り組むとどうしても「○○をやらなければ」とか「義務感」にとらわれてうまくいかないケースもあると思います。
私は特にそのタイプなので20代の頃は研修や外部セミナーで学んだことを身につけようと色々な自己啓発本を読みました。結局その頃に読んだ本の内容はほとんど覚えていません。悲しいですが、人間は追い詰められたときや必要性に迫られたときに自分でも気付いていない強力なパワーを発揮する可能性が高いです。
20代の終わりに産業カウンセラーという資格を取得しましたが、これは当時、社員との面談をする機会が増えたことにより、必要に迫られて勉強をしました。実際にカウンセリングの場面をイメージしながら勉強することで難しい理論なども理解することが出来ました。皆さんも、自己啓発という言葉に縛られずに自分にとって興味のあることからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
そのためにもまずは日々の業務をしっかりと見つめ直してちょっとした改善や工夫が出来ないか考えてみてください。そこできっかけをつかめばおのずと身の丈にあった自己啓発というものが見えてくるはずです。亀の歩みで一歩一歩着実に行きましょう!
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