転職してキャリアアップは本当か?

Posted on Categories やりがい・やる気, 人事評価・出世

皆さんこんにちは事務局です。 ようやく桜もあちこちで目につくようになり春はあっという間にやってきましたね。 4月と言えば職場が異動で変わる、転職で新しい会社・職場へという季節です。 最近では転職がそう珍しくはありません。 そこで今日は転職について考えてみたいと思います。 【転職してキャリアアップ】というフレーズを聞くことがありますが、これは本当でしょうか? キャリアップの意味をどう捉えるかにもよりますが、 自分を磨き、実力をつける、それに見合った仕事や報酬を得ると考えると・・・ 転職とは、本人は何も変わらないけど、外部環境(働く会社・職場)が変わるということです。 ですので転職するだけで本人に実力がつき、仕事ができるようになり、キャリアアップすることは考えられません。 そう考えると、本来あるべきは、【キャリアアップしてから転職】ではないかと思います。 今の会社・職場で思うような仕事ができない、思うように仕事ぶりが評価されない、思うようなキャリアが描けないのであれば、現状の中で、まず自分自身改められる点はないのかを明らかにして、 それを改善する努力をしてみて、変わり始めた(=実力がつきキャリアアップした)ら、 それに合わせて、新しい器として、新しい会社・職場へ転職して、ワンランクアップした実力を発揮する。 これがあるべき姿だと思います。 旅の恥はかき捨てという言葉があります。これとはちょっと違いますが、どうせ転職して新しい場所へ 移るのではあれば、今の場所で、自分の改善すべき点、問題点・課題を率直にフィードバックしてもらい、 そこに手を付ける方が生産的です。 多少の気まずさはありますが、どうせ数か月後には転職すると考えれば、気にならないのではないでしょうか。

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