社員として会社に属すると、当然、自分以外の他人と接する機会が増えますよね。 全員と仲良くできるならそれに越したことはありませんが、もちろん中には合う人もいれば、合わない人もいることでしょう。
- よい職場の条件として挙げられるものの中には、「ちゃんと評価をしてくれる」「残業がない」といったいわゆる“ホワイト企業”の条件も当然含まれますが、そもそも気持ちよく働くために重要なのは「よい人間関係が構築されていること」ではありませんか?
- どんなに好きな仕事でも、合わない人たちに囲まれているような環境では、息が詰まってしまいそうですね。
- そこで今回は、よい人間関係を構築するために大切にしたい2つの秘訣をご紹介します。
■ピシっと緊張感を忘れずに!よい人間関係の構築は最初が肝心- 新卒として初めて会社に入社する人、新しい会社に転職する人など、誰しも経験するのは「入社初日」ですよね。
もちろん、初日は各種手続きをしたり、各部署についての説明を受けたり、社員ひとりひとりとゆっくり話す時間は取れないことも多いでしょう。- オフィスに立ち入ったとき、あなたの目に映る光景は“大勢の社員たち”です。
しかし、反対に社員たちの目に映るのは、“ひとりの新入社員”としてのあなたです。- 案外その態度や身振り手振り、表情が、じっくり見られているものですよ。
「誰かに見られているかもしれない」という気持ちを忘れず、- 背筋を伸ばしてハキハキと、途中で誰かとすれ違えば会釈をする
(可能なら「おつかれさまです」など挨拶をする)ことで、よい印象を与えておくことが大切です。
- ■無意識にやってない?こんな態度には要注意!
- 無事に入社初日を終え、本格的に仕事をするようになると、
もちろん同じ部署の先輩や上司、同僚たちと関わる機会がぐっと増えていきますよね。- コミュニケーションを取る上で、ついうっかりやってしまいそうな“不快な態度”とはどんなものか、確認しておきましょう。
- ・そのときの機嫌に任せてきつい態度や冷たい態度を取ってしまう。
・八方美人に振舞って誰に対してもいい顔をする。
・人によって態度を変える。
- 会社はひとつの世界です。どこかがこじれると、そのひずみが徐々に大きくなっていき、
- いずれ崩壊してしまいます。
だれに対しても同等の態度で、そして謙虚に、“無害であること”を心がけてコミュニケーションを取ることを意識しましょうね。 ■まとめ 職場でよい人間関係を構築するため意識すべきことは、以下の2つ。- ・入社初日のあなたは既存社員たちから“吟味”されている!
・仕事に慣れて緊張がほぐれてきたころにやってくる“思いやりゼロ態度”に注意!- 会社という組織の中では、一度ややこしいと思われてしまうと厄介です。
かといって、親友を作ろうと意気込んだり、人気者になろうとしたりして、がんばる必要はありません。
要は、「誰とでも平等に接すること」。
- これさえ常に意識していれば、会社の人間関係で頭を抱えることもなくなりそうですね。